3・2・1、ハッセルホフ!(でなくて「ドッジボール」)

それにしてもベン・スティラーはブレイクしねえなあ。スタ&ハチも結局ロードショーしないでビデオスルーだし。
そんなベン・スティラーがイヤミマッチョなジムオーナーを好演した「ドッジボール」。この映画の影響でアメリカでは今、空前のドッジボールブームらしい。ほんとかよ。ドーピングをしてヒゲの生えたガールスカウトの子とか、ピザを使ってオナニーをしようとしたらドアが開いて慌てるとか、ドイツチームのコーチがデビッド・ハッセルホフだとかそんなのばっかで、これでスポーツとしてのドッジボールの魅力が伝わるのか怪しいもんだ。伝わってくるのはベタと適度な下品と世代直撃ギャグって、いつものベン・スティラーの映画じゃん、これ。
デビッド・ハッセルホフといえば、タランティーノが「ジャッキー・ブラウン」でパム・グリアを復活させたころ、「今度はデビッド・ハッセルホフを映画に使いたい」みたいなことを言っていたなあ。あれから十年近く経ったけど、いったいどうなってんだろ。もう忘れてるとかないよな。
と思っていたら、ウェズリー・スナイプス先輩の特攻*1アクション「ブレイド3」でも、セリフの中にハッセルホフの名が。もしかして流行ってるのか?デビッド・ハッセルホフ。てことは、ひょっとしたらひょっとするかも。

*1:ぶっこみ