上映前の予告編の感想

デイ・アフター・トゥモロー
と聞くと、20年前のアメリカ・ミズーリ州ソ連の核ミサイルが撃ち込まれるというとてつもない映画「ザ・デイ・アフター」を思い出しますが*1、それとはまったく関係のないローランド・エメリッヒ久々のバカ超大作。今回は変な宇宙人とかジェイ・デビッドソンとか明確な敵がいなさそうなので、好戦的なノリとは程遠そうだけど、それを補って余りあるやり過ぎ感漂う映像の数々が、期待を否が応でも高めてくれるのです。


スパイダーマン2」
いろいろ情報が露出しまくっていて、半分くらい観た気でいたのですが、いざ映像を目の当たりにするとやはり心躍るのです。とはいえ今回の敵・Dr.オクトパスが、ギミックは派手そうな割に顔が地味なのが気になります。前回がウィレム・デフォーだっただけに、見れば見るほどその印象が強められるばかり。


サンダーバード
登場人物が人形じゃないとかそんな些細なことはどうでもよくて、お父さん役がビル・パクストンということだけでもう100点。観に行く理由には十分です。ただ残念なのは、彼の吹替えが大塚芳忠でなくて、V6の坂本くんというのがねえ。そこがタレント吹替えの痛いところだ。DVDを出すときには芳忠バージョンも入れていただきたい。


Mr.インクレディブル
ピクサーの最新作。映像のバックに「女王陛下の007」が流れるという不意打ちを食らう。本編でも使われるのか?

*1:どちらも原題は"THE DAY AFTER TOMORROW"。