「スウィングガールズ」の予告編で女の子がショーウィンドウにデコを打つ瞬間の空気が苦手


シュレック2@日比谷スカラ座
初回アンド日本語吹替え版ということもあって、子供連れが多かった。上映前のCM中に、子供が「ヨン様?」と確認するように叫んでいたのが印象的だったが、本編が始まると割と皆さんお行儀良く観ていました。NS-5の呼びかけが効いたかもだ。


親の敵のようにディズニー映画を茶化しまくった前作とは打って変わって、パロディはたくさん盛り込まれているものの、毒気は控えめになった気がします。毒気が無いから子供向けかというとそうでもなく、男気全開のストーリーは、むしろ大人向けかも。最初はいがみ合っているドンキーとネコがやがて固い友情で友情で結ばれる確実すぎる展開はもとより、クライマックスのシュレック軍団なぐり込みシーンは男泣き必至で、特にクッキーマンとジャンボのからみが泣かせます。つうか涙もろくなったなあ。


今回の気になる吹替え、エディ・マーフィの声は(前作もそうだけど)山ちゃんなわけですが、アトム派としては物足りないかといえばそれほどでもありませんでしたな。エディ・マーフィの演じる役って基本はお調子者っていうのが多いけど、同じお調子者でも気の強いお調子者*1と気が小さいお調子者*2がいて、強気エディをアトム、小心エディを山ちゃんがやるとしっくりくるみたいです。ドンキーはどっちかつうと後者なので。

*1:アクセル刑事や「大逆転」のバレンタインなど

*2:クランプ教授や「ホーンテッドマンション」のエヴァース