少年ジャンプ41号

スピンちゃんも単行本になってひと段落。気持ちの整理がつきましたよ。
赤マルの読みきりに引き続き、脳噛ネウロが面白い。どんなジャンルにでもファンタジーを加えるところが、非常にジャンプまんがらしいと思います。トリックの内容はともかく、御託を並べずただ自身の快楽を求めるために謎解きに挑む姿がじつに潔くて痛快であります。薬で子供になっちゃった高校生探偵とか、じっちゃんの名にかける少年探偵とかみたいに周りでしょっちゅう人が死んでたら、普通の人なら神経がどうにかなっちゃってるよ。そこへいくと、このまんがの主人公・ネウロは明らかに普通の人ではないので、そういう心配が無くて安心して読めます。
おそらく連載化されると思われるが、スピンちゃんに対してボーボボがあったように、この手のまんがにはデスノートという、これまた色んな意味でとんでもない化け物があるので、始めたところで10週打ち切りになりかねない、そこは慎重に。